メルセデス・ベンツ 歴代Sクラスの紹介 その1
- 初代Sクラス W116(1972年‐1980年)
- 2代目Sクラス W126(1979年‐1991年)
- 3代目Sクラス W140(1991年‐1998年)
メルセデス・ベンツ 初代Sクラス W116
W116はメルセデス・ベンツで初めてSクラスと正式に呼称されたモデルです。先代モデルのW108に比べて特に安全面を強化した特徴があります。
W116の特徴
- 世界初のABS採用
- ボディ構造の特徴にパッセンジャーセルなど乗員を守るための様々な装備
- わかりやすいようにウインカーレンズを大型化
エンジンラインナップは、直列6気筒2800ccと、V型8気筒の3500ccと4500cc、そして6900ccがあり、アメリカとカナダ向けに3000ccの直列5気筒ターボディーゼルもラインナップされていました。
メルセデス・ベンツ 2代目Sクラス W126
日本ではバブル期にかかっていた為、最もよく売れたモデルの一つです。
安全面の他に、パワー、快適性など様々な改良が加えられています。
W126の特徴
- エアバッグの採用
- トラクション・コントロールシステム採用(ホイールスピン防止)
- 全グレードにABSを標準装備
- セルフレベリングサスペンション
- ハイドロニューマチックサスペンション
エンジンラインナップは直6の2800cc、V8の3800ccと5000cc、直5のターボディーゼル3000ccで、その後排気量アップで直6の3000cc、V8の4200ccと5600cc、ターボディーゼルは直6になり3500ccにアップしました。
他国仕様と本国仕様でパワー差が大きかったために、並行輸入車も多数販売されたモデルです。
メルセデス・ベンツ 3代目Sクラス W140
歴代のSクラスの中で最もボディサイズが大きいモデルが3代目Sクラスです。
ボディの大きさとデザインから感じる力強さで先代とは少し雰囲気が変わり、さらに新しいファンを増やしました。
1994年のマイナーチェンジで、500SELという表記からS500に変わりました。
W140の特徴
- 複層ドアガラス(二重構造)
- オートドアクロージャー
- パノラマワイパー
- OBD(CANプロトコル)の装備
- リアガイドロッド(前期モデル)
- パークトロニック(1997年モデル以降)
エンジンラインナップは、直6の2800cc、3200ccとV8の4200cc、5000cc、V12の6000ccと直6ターボディーゼル3500ccがあります。
関連ページ
- M・ベンツSクラス紹介(2)
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近代のモデルについてをご紹介致します。